HORATIO
O day and night, but this is wondrous strange!
HAMLET
And therefore as a stranger give it welcome.
There are more things in heaven and earth, Horatio,
Than are dreamt of in your philosophy.
[構文分析]
HORATIO
1<O> 2<day and night>, 3<but> 4<this> is 5<wondrous strange>!
HAMLET
6<And therefore> 7<as> 8<a stranger> 9<give it welcome>.
There are 10<more things> in 11<heaven and earth>12<, Horatio,>
10<Than> 13<are dreamt of> in 14<your philosophy>.
前後を対比しているわけでないので「しかし」はまずい。むしろ前後をなんとなく繋ぐ and に近い意味「それにしても」。
4
亡霊があちこち自在に動きまわっていること、を指す。
5
wondrous は強意の副詞「すごく」。strange は、ここでは「不思議な」。
6
「それで」therefore は副詞。strange を受けている。
7
役割・資格を示す前置詞「…として」。
8
(1) 他人 (2) 見知らぬ人 (3)よく知らない人 (4)不慣れな人、のうち(2)。
9
it は a stranger である亡霊。
「そいつに歓迎をあたえよ」→「そいつを歓迎してやろう」
10
この things は are dreamt of の目的語としての意味と、その目的語の things 以上の things、の二つの意味を併せ持つ(夢見られる things よりも多くの things )。than はこの場合、関係代名詞(また、文の一部が省略されていると考えれば接続詞ともとれる)。
11
イディオム「天地」。
12
間投詞的に呼びかけ「ホレーショよ」。
13
便宜的に記せば、
The things are dreamt of in your philosophy by you.
→You dream of the things in your philosophy.
dream of は、自動詞+前置詞=他動詞化(…を夢想する)。
14
一般人称の your。「あなたの」ではなく「皆のよく言う」→「例の」→「いわゆる」。
例:your modern girl(いわゆるモダンな少女たち)