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いきなり the とあるのは、読者を著者と情報の共有に引きずりこむため(同じ場所で、同じ経験を体験)。大文字なのは、書き出しで読者の注意を引くため。
英語の morning は、日本語の「朝」より時間帯が広い。 |
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SVOCの構文。spot は、努力しても普通は見つけにくいものをたまたまみつける、の意。Tony Gardner は、作中の人物で、アメリカのジャズ奏者。 |
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アンドの代わりのカンマ。 |
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「泉」(c)、「春」(u)(c)、のうち「春」。 |
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just は進行形とともに用いられ、「今にも」。この進行形は動作の継続ではなく、動作の接近。 |
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自動詞(arrive)+副詞(here)+前置詞句(in Venice)の形。副詞で大状況(大まかな位置)、前置詞句で小状況(具体的な場所)を示す。
「ここ、すなわちベネチア」。都市名は、原則現地語読み(×ベニス)。 |
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=We had completed(過去完了)は、動的動詞なので完了または経験を示す(《その時点に於いて》やり終わった、やり終わっていた) |
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our は、自分もその一員であるバンド。first は、冬が明けて初めての、の意。この week は、具体的に「一週間の勤務(演奏のこと)」 |
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副詞+前置詞句「外の広場で」。piazza は、イタリア語で(都市の)広場。the と特定化しているが、後で具体化される旧政庁と運河に囲まれた有名な広場を指す。 |
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付加的に続ける印。以下の名詞句で前文の結果・影響を言っている。ダッシュのあとに、it was が省略されていると考えてもよい。 |
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a と可算名詞化され、「ほっとする気持ち」。 |
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挿入節。イディオム let me tell you =I can tell you(確かに、本当に)。let me tell you that it is a relief. と読む。 |
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前置詞「…の後では」。after all (結局)と読んではならない。 |
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allは強調。those は、この場合指示性を持ち「(自分たちがそれまでにやっていた)あの、例の」stuffy は、新鮮さに欠け息づまること「詰まらない」。全体が副詞句で performing 以下に掛かる。 |
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performing (演奏すること)は動名詞で after と繋がる。from は(perform する)基点を示す。この back は(1)裏側(2)奥の部分、のうち(2)。cafe は、酒類も出す軽食堂。 |
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付加的に続けるカンマ。 |
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getting は、performing に掛かる分詞形容詞。get in the way of O(=get in O’s way)はイディオムで「…の邪魔になる」。 |
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さてこれが分からない。直訳すると「階段を使いたがっている(顧客)」だが、何のために階段を使うのだろう。現場にいけばすぐ分かることかもしれない(二階に展示室がある、ゆったりしたテラスがある、あるいは階下にトイレがあるなど)が、日本語を読む読者が疑問を抱かないよう、うまく誤魔化すのも翻訳の芸のうち。wanting は customers に掛かる分詞形容詞。 |
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初出現を導く導入語。便宜的に=we had と考えてよい。 |
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quite a +名詞で、かなりの…。breeze は軽風。微風(そよかぜ)よりも強い。 |
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帰結を導く。「それで」。 |
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ourは「自分たち所有の」でなく、「自分たちがいつも使っている」の意。
brand-new は、新品の。marquee は、大天幕。 |
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all は強調。「我々の周り至るところで、パタパタと鳴っていた」。 |
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前後の節の強い対照を示す but。 |
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バンドメンバーのこと。 |
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we と all は同格。進行形は、一時的な気分を示す「心地がする」。 |
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イディオム「ほんのちょっと」。 |
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「晴れやかで生新」。似たような意味の言葉を重ねリズムを出している。比較の対象は、室内で演奏していた時。 |
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前節の帰結を示す「そういうわけで」。 |
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SVOCの構文。it は、直前に述べられている、戸外で演奏できるので気分がよかったこと。 |